【酒井医療】▶フィジオラジオスティムプロ P-RF-PRO


フィジオ ラジオスティム プロ [P-RF-PRO]

 

温熱を自在に操り、

疼痛抑制、筋・関節の柔軟性・可動域改善を行う。

治療、リハビリテーションに本当に求められる温熱とは、1 箇所だけを温めて終わりではない。体はいわば回路図のように一つ一つが繋がり、相互作用を持つことで機能している。だからこそ、点だけの温熱ではなく「温熱の回路を作る」ことで初めて体全体の機能を本来あるべき姿に戻すことができる。

 

点ではなく面で、立体的に温熱の回路を作ることができるのがこのラジオスティムプロ。

 

ラジオ波温熱の特性を活かし、ストレッチを行うことで、服を着たまま、直接疾患部に手を触れずに立体的な温熱作用を作り出すことで「温熱の回路」を実現します。

 

<手技を活かす 徒手療法の融合>

ラジオ波温熱はその2つの温熱方式を使い分けることで、表層から関節包や靭帯・腱・筋膜などの深部の膠原線維に効果的に温熱を加えられるため、温熱が実感しやすく、効果が分かりやすいことが特徴です。特に疼痛抑制、筋・関節の柔軟性・可動域改善において効果が高いため、結果的に治療時間の短縮にも繋がります。

また、「徒手療法と温熱物理療法の融合」として、セラピストの手を通して通電可能なヒートハンドは、疼痛や患部の触察、徒手療法と同時にラジオ波温熱が照射できるため、リハビリテーション領域において高い注目を集めています。

 

<温熱ポイントを自在に操り 運動療法を高める>

ラジオスティム プロが他の温熱機器と最も違う点はその心地良い温熱感と、RET プローブを使った際、温熱がアースに挟まれた抵抗の高い箇所に集まるという原理にあります。

これは衣服を着たままでも、筋や腱をストレッチさせることで選択的加温を可能にするということです。

 

<低周波電流による鎮痛、筋萎縮改善>

低周波電流プローブを用いることで、経皮的電流(TENS)、微弱電流(マイクロカレント)を出力可能。浮腫の軽減や鎮痛、血流の促進が可能です。

※ このプローブからラジオ波温熱は出力されません。 ラジオ波温熱(CET/RET)と同時に使用は出来ません。

 

<急性期に非熱モード>

打撲や捻挫といった急性期の浮腫の軽減にもラジオ波は有効です。出力を20%程度、DUTY(間欠モード)を50%にすることで、温熱を感じない非熱モードで組織治癒を促進することができます。

 

<使いやすさとデザインを追求した専用ワゴン>

ディスプレイは譜面台のように、立っても座っても画面が最も見やすく、タッチしやすいように設計され、2段の棚板は高さを変えることも可能です。短くても長くても使いにくいコードは状況に合わせて必要な長さに取り回しやすくするために本体横のコの字フックに掛けられます。

 

<スパーク防止機能>

電極が肌から離れた場合、自動的に出力を停止することでスパークを未然に防ぐ「ゼロスタート機能」を搭載。

 

<カラータッチディスプレイ>

7インチのカラータッチディスプレイと、使いやすさを重視したシンプルなインターフェイス。

 

<日本の医療機器規格をクリア>

日本国内においてその周波数帯により超短波領域(RF波帯域:13MHz~27.12MHz)の医療機器として、厚生労働省所管の独立行政法人※による承認を得ています。

※ PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)

 

<原理>

電極とアースで体をはさみ、+極と-極を1秒あたり数十万回変化させて体内の分子を振動、分子同士の摩擦熱(ジュール熱)を発生させることで体を温めます。

体外から熱を与えるのではなく、体内で熱を発生させる深部加温が可能です。

 

<温熱動作が異なる2つの温熱方式>

CET(キャパシティブ)は、電極がコーティング(絶縁)処理されているため、

電極と皮膚接触面の浅部付近が最も抵抗の高い箇所となり、浅い部位に素早く温熱を発生させることが可能です。

 

RET(レジスティブ)モードは絶縁処理がされていない電極のため、プレート間でエネルギーが入り、広範囲の加温が可能です。抵抗の高い箇所をあえて作り出し、温熱を発生させることが可能です。

 

<抵抗の高い場所に「温熱が集まる」>

他の照射型加温機器と大きく異なるのは「抵抗の高い場所に温熱が集まる」というラジオ波の特性にあります。

 

<運動療法と組み合わせて痛みの緩和・可動域拡大に繋げる>

抵抗の高いところに自然と熱エネルギーが加わるため、関節モビライゼーションやストレッチを同時に行うことができ、筋・腱・関節包の広範囲に渡って素早

く軟部組織の粘弾性が亢進します。これにより関節可動域が拡大、疼痛や筋スパズムの軽減、血流増加、新陳代謝促進が期待できます。

 

1,軟部組織の伸張性・粘弾性亢進

2,血流増加・新陳代謝促進

3,筋スパズムの軽減

 

<効能・効果>

【 高周波温熱】(ラジオ波温熱)※ 

体組織内に深部熱を発生させ、その温熱効果により、特定の症状(疼痛、筋痙縮、関節性拘縮など)の改善を行う。

※ 一般的名称:超短波

 

【 低周波】

経皮的に鎮痛及び筋萎縮改善などに用いられる神経及び筋刺激を行う。

高い疼痛緩和効果と温熱持続性の実証

15分の施術で、温熱の届く深さは5~10cm、体内温度を3~5℃高めます。施術後も体内温度はすぐに下がることがなく、3~4時間維持される特長を持っています。腰痛を含めた様々な疾患に苦しんでいる患者※の81%に対して痛みの軽減に高い効果が認められています。